ナカノヒトのボヤキ 第11回「移り変わるアニメのお金の流れ」第2回

前回は、アニメが輸出産業化してきた事を記載しました。

今大いに期待されているのが「Amazon」や「NETFLIX」を筆頭とした外資配信サイトです。

国産アニメに、潤沢な資金を提供してくれ、かつワールドワイドで作品を広めてくれる、夢のようなパートナーです。

 

しかし、彼らが国産アニメの救世主となるかというと2つ問題があります。

 

1つ目は、彼らが購入できる「数」です。毎クール40作品以上あるアニメのすべてを、彼らが購入することは不可能です。

 

2つ目は作品性です。

「NETFLIX」に焦点を置くと、彼らは190か国で展開している配信サイトなので、前提として「大多数に視聴されるもの」を作るでしょう。

資本力も媒体力もある外資配信サイトに作品に対してお金を入れてもらうには

①クールで上澄みの作品

②かつ海外でも視聴される可能性のある作品

この2つの条件を満たす必要があると考えられます。

 

非常に厳しい審査を経て、選ばれた作品だけが世界で配信されます。

 

毎クール40作品の1割を海外配信サイトが助けてくれるとして、残り9割はどうでしょう?

 

前述の通り、そもそも放送作品数が多すぎるので、長期的にみるとOAされる作品数は減る可能性があります。

極端に言えば、20作品に半減、クール2作品を海外配信サイト、残り18作品。 昔のアニメビジネスに戻るのではないかと推測しています

(と言いつつ、作品に関わっている者として、全く減る雰囲気がありません・・・)。

次回は、10年以内に起こるであろうアニメビジネスの変化について書こうと思います。

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