ナカノヒトのボヤキ 第8回「スタジオとクリエイターのお金」第2回

第8回も引き続き「スタジオとクリエイターのお金」を取り上げます。

暴露話はないので、期待しないでください(笑)

 

さて、クリエイター達は、契約上はスタジオから、監督、演出、作画、動画などの役割を発注される、受託の立場にあります。

実績や役割、作業量に応じて報酬額が決まります。昨今は社員クリエイターが増えてきましたが、フリーランスの方がまだ多いと思います、

 

そして、1話あたりの費用として、動画を書くアニメイターさんへの報酬が圧倒的です。

社員であれば給与として一定の額が支給されますが、フリーランスであれば報酬が定りにくいです。

腕の良し悪しだけでなく、作品全体の予算、発注主の経営的ポイントなど、報酬が変動する要素が多いです。

 

しかも、前述の通り、絵描きパートは最もお金の掛かるセクションで、スタジオは前回の経営上の観点からコストを圧縮したくなります。

誰だって安い仕事は受けたくないですし、仮に受けたとしても身が入りませんね。

どんなビジネスでも、受託側にも選ぶ権利があります。

ただし、誰にでもある「新人」の頃はどうしても報酬が低くなりがちです。

不当に低い報酬は問題外ですが、誰だって新人の頃は安い給料。頑張ってスキルを磨き、チャンスをつかんでいくものです。凄腕クリエイターになれば、高い報酬で3年先の仕事まで決まっているなんてケースもあります。

 

しかし、フリーランスの方が多いので、金額交渉を自ら行わなければならなく、しかも形式的には受託の立場なので、厳しい報酬のケースもあります。

 

「下請法」という受託の立場を守る法律がありますが、発注側たるスタジオがこの法律の適用外にある事もありクリエイターが守られない事も稀にあります。

 

そんなスタジオには人は集まりませんし、「働き方改革」の影響で人材を確保するために、スタジオがクリエイターを社員登用するケースが見受けられます。

 

心血を注いで作品を作ってくれる方々がよりよい環境で働けるようになっていけば良いのですが・・・。

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