最終回は
「スタジオとクリエイターのお金」を書いていきたいと思います。
作品を企画立案する際に、監督、脚本家、キャラクターデザイナーは重要な役割を担います。
出資者のプロデューサーが「このクリエイター陣ならばヒットする可能性が高い」と会社に稟議や決裁を通すポイントになります。
以前にも書いた通り、ヒットを出した監督や脚本家、デザイナーとのネットワークや信頼関係を築くのもプロデューサーの重要な役割です。
クリエイターから見れば、演出への理解度や信頼のおけるプロデューサーとの仕事を選びますね。
すべてのクリエイターに言える事ですが、
彼らは作品に魂を込める、最も重要な役割です。
日々、様々な映像を視聴し、考えを深め、自分の中で熟成させ、
肉体と魂を削るようにして作品を作り上げていきます。
ビジネス側のCatchupから見れば「壮絶にして過酷」な作業です。